全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

日比谷野外大音楽堂



・雨天の持ち物について追記。 [2011/06/20]


そろそろ野外ライヴが恋しい季節になってきました。
晴れたらそりゃ気持ちいいけど、大雨やら台風やらだとなおさらテンションあがったりするんだよねー。

●歴史

通称「野音」。
日比谷野外音楽堂には大音楽堂と小音楽堂があり、通常使用するのは大音楽堂の方。
初代大音楽堂は1942年に建造、老朽化のため1982年に閉鎖し、改装後の翌1983年に再開(Wikipedia 情報)
通常のツアーに組み込まれるというよりも、イベントだったりフェスだったりの、特別なお祭りっぽい位置づけで使われることが多い。
稀な例ですが、かつて野音なのに握手会をしているバンドがいた。

●立地

最寄駅は日比谷、内幸町、霞ヶ関あたり。若干、内幸町が有利か。内幸町なら A7出口、霞が関なら C3出口で。
JR なら有楽町より新橋が近い。
近くに am/pm、日比谷通り沿いに ミニストップがあったような気が。
基本的にオフィス街(というか官庁街)なので、土日は閉まっている店(コーヒーショップとか)が多い。
日比谷公園内は広く、のんびりまったりできる。猫率高し。
夏場は出店が出てたりなんかして、ちょっとしたお祭り気分。
日焼け止め、虫除け、水は必須。

●つくり

いわゆるコロシアム状。
ステージが低い位置にあり、客席は後方になるにつれて少しずつ高くなっているため、どの位置でも比較的観やすい。
前方より Aブロック、Bブロック、Cブロック。キャパ3000クラスのホールにしては最前列とステージの距離が近い。Bブロックがとれたら御の字だと思いましょう。ちなみに私は Aブロックに当たった試しがない。
イスには背もたれがないので、ヘドバンは気をつけましょう。
夕方の夏フェスっぽい雰囲気のステージが、日が落ちるにつれて鮮やかな照明が映えるステージに変わっていく様が見もの。もちろん、野外ならではの開放感もたまらん。
基本的に雨天決行、会場内での傘使用は禁止の公演が多い。微妙な天気ならカッパ持参で。雨の日は、ゴミ袋(荷物を入れる用)、ジップロック(携帯など貴重品を入れる用)、バスタオル、着替えなどを持っていくと便利ですよ。[2011/06/20 追記]
野外っておもしろいもんで、音が風に乗ってずいぶん離れたところでも聞けちゃったりするらしいよ。

●豆知識

オフィシャルサイトより。

大音楽堂での音楽イベント利用は「4月から10月の土・日・祝日」に限られます。

そういえば土日が多いなぐらいしか思ってなかったが、そうだったのか。当然といえば当然。
ちなみに使用時間は9:00〜21:00。撤収込みで21:00のはずなので、少なくとも20:00には閉演のはず。

大音楽堂(野音)としては、禁止はしておりませんが、ほかのお客様の観覧の妨げとなる場合がございますので、極力、傘のご使用は避けていただきたいと考えております。

てっきり野音側で禁止しているのかと思ったら、主催者判断みたい。
てか「大音楽堂(野音)としては」ってとこに妙に魅かれる。
自分のことを愛称や略称で抵抗なく呼べてしまう人は、本当にイイ人か本当にキモイ人のどっちかだと思う。

客席・ホール内でのご飲食は、禁止となっております。
ご飲食は、ロビー(エントランス)のみとなります。

むしろどこがロビーなのか教えて欲しい。

以下、Wikipedia より。

キャロルの解散コンサート(炎上事件)やキャンディーズが解散宣言をした会場として有名。

炎上事件って何だ。と思ったら。

解散ライブでは、特殊効果用の火がセットに燃え移り、炎上するという事件も起きた。それを演出と思った観客も多かった。この解散ライブは「ロックのメッカ」としての、その後多くの「野音伝説」を生むきっかけとなった。

武道館もそうだけど、やっぱ伝説あってこそのホール。最近こういうロックな事件は聞かなくなりましたなあ。

[DATA]

日比谷野外大音楽堂
東京都千代田区日比谷公園1-3
TEL:03-3591-6388 
アクセス:東京メトロ丸の内線霞ヶ関駅B2出口より徒歩3分/日比谷線・千代田線日比谷駅A14出口より徒歩5分/日比谷線霞ヶ関駅A5出口より徒歩4分/千代田線霞ヶ関駅C4出口より徒歩3分/都営地下鉄三田線内幸町駅A7出口より徒歩3分/JR山手線・京浜東北線有楽町駅・新橋駅日比谷口出口より徒歩15分
キャパ:3,114(Aブロック176、Bブロック888、Cブロック1,600、立見450)、車椅子スペースあり
座席表:こちら(pdf)
駐車場:日比谷駐車場(24時間営業、470台収容)
http://hibiya-kokaido.com/

●地図


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●参戦履歴

2011/07/02 電気グルーヴ / スチャダラパー / 相対性理論 ほか@日比谷野外大音楽堂オール電化フェア】
2011/06/18 cali≠gari 「真梅雨の野外〜再起Do?〜」
2011/04/24 大槻ケンヂと絶望少女たち ほか 「咲く乱状態 in 日比谷野音2011」
2009/10/31 大槻ケンヂと絶望少女達 「絶望葬会」
2008/09/23 メリー 「MERRY SONIC 08 Retrock Festival -BATTLE TRIANGLE-」
2007/08/12 メリー 「MERRY SONIC 07」
1999/07/25 SEX MACHINEGUNS / Raphael / Janne Da Arc / Plastic Tree ほか 「SHOCK WAVE ILLUSION '99」
1998/10/17 SEX MACHINEGUNS 「GOLDEN MEMMER “しなちく”」
1997/10/10 MALICE MIZER 「華麗なる復活劇」