全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

SOUND MUSEUM VISION(サウンドミュージアム ヴィジョン)



たまっているハコネタをどんどん消化していこうと思います。クラブなのでライヴで利用されることはほぼないと思いますが、一応。

●歴史

2011年10月オープン。
運営は、株式会社グローバル・ハーツ。
代官山「Air」や、渋谷のカフェラウンジ「MICROCOSMOS」、「FRAMES」などを運営。

同社では、2001年9月に「AIR」を立ち上げて以来、常に別の場所で新しいスペースを展開する構想があり、「駅から近くアクセスが良い」「若者が集まる」「音が出せる」などの条件が揃った物件を、山手線内の駅の主要な街で長らく探していた。そして2011年、3.11の震災後に、道玄坂にある現在の物件に出合う。もともとは飲食店と駐車場だったという地下スペースは、約260坪の広さを有し、渋谷駅から徒歩5分という立地も理想的だったことから、出店を即決。また、震災で国内が沈んだムードにあるなかで、だからこそ明るくポジティブに、みんなが楽しめる場所が必要だと考えた事も、出店を決めた一因だったという。
(「アクロス」より)

渋谷駅徒歩5分、それも道玄坂沿いという立地は本当にすばらしい。
すでに知名度は高いハコですが、意外と歴史は浅く、オープンは震災後。
大物イベントも多々あり。
クラブ界隈では「音箱」と呼ばれ、サウンドやダンスを楽しむ目的の人が多く、ナンパ目当て・ナンパ待ちは少ないハコとのこと。

●立地

道玄坂沿いなので、わかりやすいと思います。
マークシティ内を通過して、いったん道玄坂上に出てからくだってもよいかも。

●つくり

店内は4つのフロアと6つのバーカウンター、ギャラリースペースで構成されている。
入口から入ってすぐにあるのが店内で最も広いメインフロアの「ガイア」と、円形カウンターの「サークルバー」。奥へと進むと、赤いカウンターの「レッドバー」と、白を基調にしたホワイトスペース&バー。
メインフロアから一歩出ると、駐車場の跡を残したコンクリート打ちっぱなしの廊下が続く。 廊下を進むと、2番目に広い「ディープスペース」。黒を基調にしたフロア全体にスピーカーを配置しており、コアな音楽ファンに人気という。さらに奥へ進むと、D の形をした「Dバー」と「Dラウンジ」。異なるフロアを移動して音楽などを楽しめるのは、野外フェスのステージを移動しているようなワクワク感がある。
(「アクロス」より)



アクロスの取材記事によると、メインフロアの GAIA に設置されているスピーカーは「Rey Audio(レイオーディオ)」の特注品で、“日本武道館内に音を届かせることができるという逸品”だそうだ。
1500人のキャパにその機材が必要かどうかは別として、こだわったということなんでしょう。


GAIA のメインステージは三角形。狭めなのでバンドスタイルでは厳しそうなスペースですが、比較的観やすい。
フロアには大きなミラーボール2つ。
女子トイレは上手側、男子トイレは下手側に。
メインの CIRCLE BAR は名前のとおり360度のカウンターで、ここから GAIA ステージも見渡せる。カウンターの右手の通路を抜けると、細長い SPACE GALLERY、その奥がサブフロアである DEEP SPACE となる。
DEEP SPACE に踏み入れたことがないので謎ですが、ステージなどはなく、よりフラットで近い音楽が楽しめそうな空間。
こちらにも D BAR とラウンジがある。
ロッカーは GAIA と DEEP SPACE それぞれにあり。
公称キャパ1500とのことですが、ラウンジやバースペースまでギュウギュウに詰めてそのぐらい入るのかなというぐらい、メインフロアは小さめに感じた。

●そのた

VISION メンバーズ」に登録すると、イベントによってはディスカウントを受けられるらしいです。

[DATA]

SOUND MUSEUM VISION [サウンドミュージアム ヴィジョン]
東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビルB1F
TEL:03-5728-2824
アクセス:JR線「渋谷」駅より徒歩5分
キャパ:1500(うち GAIA 300)
ロッカー:あり(入場後のみ、GAIA 291、DEEP SPACE 54)
http://www.vision-tokyo.com/

●地図


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●参戦履歴