全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

つがる地球村野外円形劇場(AOMORI ROCK FESTIVAL〜夏の魔物〜)



いまさらながらに夏フェスの思い出などを。
夏の魔物は非常に楽しかったので、来年もラインナップ次第ではまた観にいきたいと思ってる。

●フェス概要

2006年にスタート。主催は、THE WAYBARK のヴォーカリスト・だいち69氏。
新宿LOFT 主催かと間違えるかのような、濃厚かつマニアックかつ新旧取り混ぜたラインナップが魅力。青森にゆかりのあるアーティストを含む、邦楽ロック&パンク(若干ノイズやフォークなども)が中心。
「AOMORI ROCK FESTIVAL」が正式名称のようだが、一般的にはサブタイトルの「夏の魔物」のほうで呼ばれることが多い。
2008年(青森県営スケート場)以外の4回は、つがる地球村野外円形劇場で開催されている。
ステージはワンステージ。出演順が事前に発表されるものの、出演時刻に関しては公にされない。
あらゆるところが手作り感いっぱい、ビジネスビジネスしていないフェスです。
ラインナップから見ても非常にお得なチケット料金も魅力。ペア券、4人券なども出ているので、賢く使えばかなり割安で観られる(2010年の場合)。
リストバンド交換方式で、半券は返してもらえる。多くのフェスは返却してくれないので、これはうれしい。

●立地

周辺は何もないです。
宿は、車利用なら弘前、バス利用なら青森でとるのが便利かと思う。

JR青森駅西口からシャトルバスが出ている(青森駅の工事が終了したら出発場所が変わるのかも)。片道1,000円で事前に主催者から直接チケットを購入する必要あり(プレイガイド等での販売はなし)。
2010年は6台だった。
終演後は1本のみとのアナウンスだったが、終演1時間ぐらい前からバス待ちの人が並びはじめたため、席が埋まった時点で青森駅直行の便が出発となった。五所川原行きは別便だったと思われる。

開演から終演までの滞在が難しければ、車を利用するしかなさそう。
青森空港より車で50分

青森市より60分

弘前市より40分

・浪岡I.Cより40分

  • バス

陸奥森田駅より無料バス運行あり。オフィシャルサイトによると、「開演後も運行、バスの台数は多くない」とのこと。詳細は不明。
最終は、鰺ケ沢・秋田方面が22:17、青森・弘前方面が21:47となっているので要注意です(2010年10月現在)

●つくり

1ステージのみ。
前方はスタンディング、後方は着席形式の円形劇場になっている。
スタンディングゾーンはマックスで300名程度か。
公式のアナウンスでは、モッシュ・ダイブ禁止だが、バンドによっては飛んでいる人多し。
客席は喫煙可。日傘の使用も禁止されていなかったが、使用している人はわずかだった。
左右の見切り席は関係者席。出演者がステージを眺める様子を見られるのもこのフェスならでは。というか、客席内をフラフラする出演者も多く、ファンと交流している人も多かった。ゆるい。
客席の最後方に物販ゾーン。出店に手数料をとるとかで、展開していないバンドも多かった。

●食べ物

入口に軽食のブースあり。ご当地もののイカ焼きなども若干数あり。ご飯もの少なし。
つがる地球村の飲食店は開いているので、ペットボトル・缶の飲料、アイス、たこ焼きやラーメンなどの食事も買うことができる。

●持ち物

缶・ビン持ち込み不可。だが荷物チェックはなし。

[DATA]

つがる地球村野外円形劇場
青森県つがる市森田町床舞藤山244
TEL:0173-26-2855(つがる地球村株式会社)
キャパ:5000
クローク:なし
アクセス:(電車)JR五能線陸奥森田」駅より徒歩40分、(車) 東北道浪岡ICから国道101号経由40分、(バス)JR「青森」駅より70分
駐車場:あり(650台、無料)
夏の魔物http://natsunomamono.fc2web.com/
(つがる地球村http://www.chikyuumura.co.jp/

●地図


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●参戦履歴

2010/08/21 人間椅子 / 毛皮のマリーズ ほか 「AOMORI ROCK FESTIVAL 2010〜夏の魔物〜」