全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

エコキャンプみちのく(ARABAKI ROCK FEST.)



・2013/05/08 2013年度の情報をもろもろ追記。


2013年更新1発目です。
第1弾が発表されたので ARABAKI 情報を。
ARABAKI の出演者が発表され始めると、いよいよ春だなって感じがしますね。
2010年度のものなので、情報がちょっと古いですが、ご参考までに。
今年も2日間行く予定なので、終了後アップデートします。

●フェス概要

2001年スタート。東北最大級の音楽フェスティバル。
2006年よりエコキャンプみちのくで開催されている。
邦楽ロック中心だが、ちょっとツウ好みなラインナップで、個人的には気に入っているフェス。
また、首都圏からのアクセスがいいフジや RIJFサマソニほど混雑せず、ゆるゆるのんびりとした空気感が心地よい。
桜の開花シーズンどんぴしゃなのもポイントが高い。
ちなみに2011年は震災の影響で8月に開催され、過去最大動員を達成。
出演者発表は1月20日に第1弾、2月17日に第2弾発表予定(2013年)。
2012年の場合は、第3弾は一般発売直後、第4弾は開催1か月前に発表。開催直前にゲスト&セッション発表という形だった。

●立地

仙台駅から約50分。
最寄ICは山形自動車道宮城川崎IC。宮城川崎ICから約5分。

仙台駅から約50分(片道大人1,200円)、大河原駅から約40分(片道大人800円)。
どちらも7:00〜の運行だが、GW まっただなかということもあって、遅めの時間になると渋滞に巻き込まれる可能性大。
6時ぐらいから待機して、1号車に乗るぐらいの気合いで行ったほうがいいかと思う。
2013年初日は6:20ぐらいから並び、7:05ぐらい(5号車ぐらい)に乗車できた。
現地到着は8時半ぐらい。エコキャンプ側入場口(10:00オープン)まで移動して、9時ぐらい。
2日目はのんびり出発、8:20ぐらいから並び、9時過ぎに乗車できた。この時間だとバスは両車線から発車する模様。
渋滞のため初日より時間がかかり、到着は10時半ごろ。この時間だと風の草原入場口(10:30オープン)からそのまま入場できたので、無駄な移動がなくてラクかも。

●つくり

  • 入場口

荒吐ステージに近い「エコキャンプ側入場口」(10:00オープン)と、磐越ステージに近い「風の草原入場口」(10:30オープン)の2つ。
駐車場からは「風の草原入場口」が近い。

収容人数:10,000名[前方スタンディングゾーン6,000名]

東北全域の古称、陸奥(みちのく)から命名した ARABAKI ROCK FEST. 最大規模のステージ。
これまで、数々の大スケールのライブが繰り広げられた。
また、一組のアーティストと共に創り上げるセッション企画「MICHINOKU PEACE SESSION」は、「みちのく」の風物詩として定着しはじめている。
オフィシャルサイトより)

人気どころが出る、安定感のあるステージ。
後方はシートを敷いてのんびり観られるので、このあたりに陣地をつくるのがよいかと。

  • 鰰(HATAHATA)

収容人数:3,500名[前方スタンディングゾーン1,800名]

秋田県の県魚である鰰(ハタハタ)より命名したステージ。
ステージサイドの桜の木が目印で、気候次第で、桜吹雪とともにライブを楽しめることもある。
藤原美幸氏による秋田民謡から始まるプログラムは定番となった。

坂を少し上ったところ。キャパのわりには後方からも観やすい。

収容人数:1,000名

青森県北部の呼称「津軽」より命名したステージ。
エコキャンプみちのくを囲む釜房湖に面したロケーションが特徴。
時には和やかに、時には力強く繰り広げられるライブは青森県の空気のような、自然な一体感を生み出す。
本場弘前から毎年登場する津軽三味線「夢弦会」のライブが情緒を色濃くしてくれる。

坂を少し下った、こぢんまりとしたステージ。
鰰と陸奥との距離も近く、アコースティック系のアーティストが多く登場するため、2つのステージとの音かぶりが最大の難点。
タイムテーブル上は鰰とあまりかぶらないように設定されているのだが、少しでも押すと津軽はどうしようもなくなる。
私が参加した2010年度は、これでタイムテーブルがけっこうズレこんでいた。
風の流れとかもあるんだろうけど、もうちょっとどうにかならなかったのかと思う。

収容人数:1,500名

荒吐アラハバキ)族」から命名したステージ。
荒吐族はかつて、岩手県奥州市胆沢区を中心とした北東北に住んでいたという説が多く、その祭神を「荒吐アラバキ)」とし、宮城県多賀城市等、東北各所に荒吐神社を祭ったという。
荒吐族の思想や文化が岩手県から東北各地へ広がっていったようにARABAKI ROCK FEST.の発信源的な意味合いを込め、玄関口であり、各ステージへの中心地点である位置に設けている。

入場口からすぐのステージで、アグレッシブな勢いあるバンドが引っ張る印象が強い。
のんびり観るというよりは、フロントで暴れて楽しむのが似合う。

  • 花笠 <HANAGASA>

収容人数:2,000名

山形県の「花笠祭り」から命名し、2008年より第5のステージとして誕生した唯一の屋内ステージ。
HANAGASA最大の魅力は、異空間のような、夜の映像世界。
音楽と融合して繰り広げられるビジュアリスト達の映像世界は山形県県花・紅花をあしらった「花笠」のように色鮮やかで独創的である。
また、隣接されたプロレスリングにて、荒吐恒例の「みちのくプロレス」と「センダイガールズプロレスリング」の試合が観戦出来る。

唯一の屋内ステージとあって、悪天候の時に人が殺到しそうなステージ。
当たり前だけど ARABAKI 感はあんまりないです。
荒吐・花笠間が遠い。何も楽しめるものがなく、ただひたすらステージを目指して歩くのみなので、だいぶしんどい。