全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

夜越山スキー場(夏の魔物-AOMORI ROCK FESTIVAL-)



夏の魔物に行ってきた。
開放感がありフェスっぽい雰囲気を満喫でき、意外とアクセスもよいので、つがる地球村よりもこちらのほうが個人的には好きです。
来年度の開催はあるのかないのか微妙なところですが、記録も兼ねて一応残しておきます。

●フェス概要

概要はこちら
2011年まではつがる地球村野外円形劇場(2008年のみ青森県営スケート場)で開催されていたが、2012年は場所を移して夜越山スキー場に。
2012年は7:00開場/7:30開演というロックバンド涙目の鬼スケジュール(2012年)。
タイムテーブルは1週間ほど前に発表(詳細なスタート&終了時刻は記載されない)、現地では各出演者のスタート時刻のみ記載されたものが配布される。
終演予定は22時だったが、実質2時間以上押しだったようで、24時をまわっていたもよう。
タイムテーブルは出演順の目安程度に考えていたほうがよいと思われます。
また、とにかく詳細のアナウンスが遅いので、のんびりとあたたかく見守る心が必要です。

  • 出演者発表スケジュール(2012年)

第1弾(6月22日30組)、第2弾(7月26日21組、トーク・DJ・パフォーマンス・プロレス枠7組)、第3弾(8月22日12組)。

●チケット

プレイガイド、当日券は、1人券7,000円、4人券26,500円。
オフィシャルサイト販売のみ、割引あり(1人券6,600円、4人券25,000円)。
学生割引(3,000円)は当日券のみ。
青森駅からの送迎バス(片道1,000円)利用の場合は、オフィシャルサイトからしか申し込めないので、ついでに公演チケットもいっしょに買うのがおトクだと思う。

●立地

夜越山森林公園内。
スキー場しかないのかと思ったら、意外としっかりしたリゾート地だった。
スキー場の画像はこちら
出演者も利用するらしい「よごしやま温泉」が徒歩圏内にあるので、利用してみるのもいいかも。

青森駅発。5時30分より乗車可能。最終便午前7時10分発。O.A に間に合うためには1便目に乗らないとまずいようす。
復路は終演後1本のみという、こちらも鬼すぎる。

青森空港より車で約60分
青森市より約50分 (青森から国道4号を野辺地、十和田方面へ車で25km)

  • 電車

青い森鉄道「小湊」駅より、車で約10分。徒歩約1時間。電車の到着時間に合わせて無料シャトルバスが出ている。
公共のバスの場合は、下北交通「よごしやま温泉」行き、「よごしやま温泉前」にて降車。
青い森鉄道は1時間に2〜3本ほど。時刻表はこちら青森駅から660円30分ほどなので、ゆっくり来て早めに帰りたい人はこちらの利用を推奨。とくに終演は毎年2〜3時間押すのはザラなので、オフィシャルバスを待てないという人は電車利用のほうがよいでしょう。
オフィシャルバスに乗り損ねても、駅前にはタクシーが待機していた。バスでも会場まで10分程度なので、タクシー利用でも1,000円程度か。意外とアクセスいいです。

●つくり

入口でリストバンドに交換。
屋外3ステージ、室内1ステージの4ステージ制。どれもステージ間の移動時間は30秒〜1分程度と近いため、音がかぶる。

メインステージ。屋外中央のステージ。
最前列は柵ではなく、木の板のようなもの。
ステージ高は150cm ぐらいありそう。
下手側が楽屋からの入り口になっており、客席から楽屋がほぼ丸見え(黒いシースルーの布で覆われているため)。
搬入・搬出シーンや、出演者同士の交流っぷりを眺めるのもオツ。

  • 王者の魂ステージ

セカンドステージ。入口から入っていちばん奥になる。
柵とステージ高はストロングステージと同様。
ストロング-王者の魂間のステージ移動は比較的ラク。

  • バーリ・トゥードステージ

総合格闘技のルール「バーリ・トゥード」(反則以外は何でもアリ)のごとく、なんでもありごちゃまぜステージ。
山に向かって右手、入口から入って右横の小さめの屋外ステージ。
下手側にイスがあり、まったり鑑賞するもの可。

  • 道場ステージ

食堂奥の屋内ステージ。
机&イスがあるので、食事をとりながらゆっくり鑑賞できる。
地下アイドル、DJ、トークショー、撮影会、とバーリ・トゥード以上になんでもあり&サブカル臭の濃厚なステージ。
ステージと客席にはほとんど距離がないので、盛りあがるも痛々しくなるも、お客さんの参加意識次第。

  • 屋外ステージ全体

陽が落ちてからはだいぶ冷え込むので、この屋内ステージの存在がなかなかありがたい。
テントやシートの制限はないので、良識の範囲内でどこでも広げられる。
リフト下に謎のオフィシャルのテント(イスやテーブルもあり)があったので、そちらを利用した。
トイレはほとんど並びません。
食堂の食べ物は、昼以降絶えず列ができていた。

●食べ物

食券制(100円からのバラ売りもあり)。2015年は食券制がなくなり、現金になっていた。
貝焼き、中華ざるなど郷土料理的なものもあれば、カレーやラーメン、冷やしきゅうりなどフェス定番めしもアリ。
アルコールはオール500円で、ビール以外も比較的充実。

●持ち物

晴天であれば、日中は半袖のみで OK。
陽が落ちると一気に冷え込むため、長袖&防寒具は必須。ストールやひざ掛けなどがあっても重宝するはず。
個人的にはホッカイロがあってもよいと思ったぐらい。

●そのた

クロークはオフィシャルグッズテント横にあり(500円)。

[DATA]

夜越山スキー場(夏の魔物-AOMORI ROCK FESTIVAL-)
青森県東津軽郡平内町大字浜子字堀替36-1
TEL:017-755-2756
アクセス:(電車)青い森鉄道「小湊」駅より車で10分、徒歩で1時間、(車)青森空港より車で60分、青森市より車で50分
キャパ:3,500(?)
駐車場:約1000台(無料)
クローク:あり(500円)
夏の魔物http://natsunomamono.fc2web.com/
(夜越山スキー場) http://www.town.hiranai.aomori.jp/index.cfm/7,124,29,126,html

●地図


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●参戦履歴

2015/09/12 人間椅子 / 大槻ケンヂ / ROLLY ほか 「夏の魔物-AOMORI ROCK FESTIVAL-'15」
2014/07/21 人間椅子/ 大槻ケンヂNARASAKI ほか 「夏の魔物-AOMORI ROCK FESTIVAL-'14」
2013/09/14 人間椅子 ほか 「夏の魔物-AOMORI ROCK FESTIVAL-'13」
2012/09/22 人間椅子 / ニューロティカ ほか 「夏の魔物-AOMORI ROCK FESTIVAL-'12」