全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

弁天湯(風呂ロック)



噂の「風呂ロック」行ってきましたよー。
吉祥寺の銭湯「弁天湯」で定期的に開催されている、アコースティックライヴ。
おもしろそうなんで、絶対行きたいと思ってたんだよね。

●歴史

弁天湯についてはこんな感じ。

昭和21年に開業をスタートした吉祥寺の老舗銭湯です。開店当社は、現在の東急デパートの場所で営業していましたが、昭和45年に現在の場所に移転しました。
風呂ロックオフィシャルサイトより)

日替わり薬湯が特徴の昔ながらの銭湯です。

で、風呂ロックについて。

風呂ロックは、日本の古き良きコミュニケーション文化の場として銭湯を再生しようと、同銭湯経営者の孫にあたる岡竜平さんが中心となり企画されたもの。 2005年10月から今野英明さんや向井秀徳さん、曽我部恵一さんなどを迎え同銭湯の休業日に8回開催してきたが、岡さんの留学予定などにより休止を決定した。
吉祥寺経済新聞より)

風呂ロック自体は、2005年10月にスタートし、2006年9月に休止、2009年5月から再開し、現在は定期的にライヴが行われている。
オフィシャルでこれまでのライヴレポが見られる。けっこうすごい面々です。
オフィシャルでボランティアを募集していたり、電話の問い合わせ窓口がなかったりする点なんかからも、手作り感が伝わってくる。イベンターやプレイガイドも挟んでいないし。
こういう企画に賛同してくれるミュージシャンがこれだけいるというのもうれしい話だね。

●立地

吉祥寺駅北口、吉祥寺通りに面する東急百貨店とみずほ銀行の間を三鷹方面へ。藤村女子中・高を越えた最初の角地。
北口のロータリーから商店街(サンロードではなく、ダイヤ街)を抜けると、雨に濡れなくて便利かも。

●つくり

のれんをくぐってチケもぎり。入り口で渡されるビニール袋に靴をインして上がる。
通常の銭湯でいうロビー(っていうのか? 男女共用の待合室のようなところ)が物販になっていた。
男湯、女湯どちらから入ってもよかったようだが、開演ギリギリだったので選ぶ余地なく女湯へ入った。
男湯と女湯の仕切り(鏡台部分か)をとっぱらい、洗い場をフロアに、浴槽の上をステージにしている。ガラス張りの脱衣所からも観覧可能。ドリンクカウンターは脱衣所のすみにあり。
どこも天井が非常に高く、ドーム状になっているので、敷地面積の割には解放感があり、音の反響もすごい。
ステージ後ろには富士山の絵。2009年に塗り替えられたばかりらしく、色が鮮やかで美しい。
ステージ高(140cm前後か)がかなりあるため、後方でも観やすい。逆に最前列なんかだと首がつかれそうだ。
フロアは当たり前だがタイル張り。靴を脱いで観るため、冬場は足元が冷えそう。スリッパなど履物持参推奨。私が観たとき(5月下旬)は冷えは感じなかったが、靴を履いていないと想像以上に疲れるということがわかった。
ライヴが始まると、とにかく暑い。ライヴハウスと違って空調はほぼゼロだと思った方がいいかも。
MC 中にスタッフの方が窓を開けてくれたが、それでも暑かった。
ドリンクの交換は基本的に終演後 NG だったっぽい。先にお知らせしてくれたらちゃんと引きかえたのにな。
とはいえ、一応残りわずかな缶のお茶をくれた。

●そのた

チケットは店頭販売か WEB 販売のみ。
整理番号が記載されていないため、当日の先着順。開場30分前から整列を始める。それ以前に並んだ場合はいったん解散となる。
入場順は店頭販売→WEB 販売。

[DATA]

弁天湯
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-27-13
info@furorock.com
営業時間:15:40〜23:50
アクセス:JR中央線京王井の頭線吉祥寺駅より徒歩7分
ロッカー:あり(入場後のみ)
キャパ:200?(オールスタンディング)
風呂ロックhttp://furorock.com/
(東京武蔵野三鷹浴場組合)http://homepage1.nifty.com/tano/yu/
風呂ロックの問い合わせは TEL 不可、メールのみ

●地図


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●参戦履歴

2010/05/20 大槻ケンヂ 「アンプラグド LIVE」