全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

日本青年館大ホール



ついに念願の青年館に行けた。
観る側としても、昔から特別な意味を持つハコっていうのは行くだけでテンションがあがる。

●歴史

大正9年11月、皇太子殿下(後の昭和天皇)より造営に対する青年団の功績に対して令旨を下賜されました。令旨の拝受を記念するために日本青年館建設の議 がおこり、大正10年9月、財団法人日本青年館が設立されました。その後、全国の青年団は各種運動を繰り広げて、1人1円の建設資金を拠出し、 関東大震災のため工事は遅れましたが、大正14年9月に総工費162万円をかけて地上4階地下1階建ての旧日本青年館が完成したのでした。
昭和54年2月には青年団募金5億円をはじめとして政府、経済界、各界の支援を受けて総工費54億円をかけた地上9階地下3階建ての現在の日本青年館がオープンしました。
(オフィシャルサイト「日本青年館の沿革と概要」より)

という、由緒正しき歴史のある日本青年館

東京近郊在住者にとって、特に1,360名収容の大ホールはコンサートホールとしてなじみが深い。かつては TBS の『8時だョ!全員集合』や『ザ・チャンス!』、日本テレビの『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(1979年)などの公開放送が行われ、現在も宝塚歌劇団の公演やクラシックやアーティストのコンサートなどに使用されている。
Wikipedia より)

かつては、メジャーデビューの登竜門的な存在だった、日本青年館
日本青年館が決まると、次は渋公、そして武道館だなと盛り上がったもんでした。
今では考えられないぐらい、90年代には大きな意味を持っていた青年館。
現在はゼップや AX などキャパが2000近いライヴハウスが増えたせいか、あえて青年館でやるアーティストは減ってきているような気がする。
とはいえ公式のスケジュールを見ると、予定はそこそこ埋まっているので、ポピュラーミュージックでの利用が減っているのかもしれない(データはとくにないですが)。
ちなみに、URL にもあるように、読みは「ニホンセイネンカン」ではなく、「ニッポンセイネンカン」が正しい。初めて知った。
ちなみに、B3F が駐車場、B2F〜1F が中ホール、2〜5F が大ホールとなっている。
建物内の日本青年館ホテルは、1F カフェレストラン、6F レストランなどがあるので、利用してみるのもいいかも。
宿泊は3,675円(和室バリュープラン)〜となかなかリーズナブル。

●立地

どの駅からもに微妙に遠い。
千駄ヶ谷 or 国立競技場駅からなら、東京体育館を越えて外苑西通りをまっすぐ、明治公園の横。
外苑前からなら、秩父宮ラグビー場正門、神宮球場正門を越えたところの正面。
会場の周辺は店舗等ほとんどないので、ライヴ後に飲むのであれば新宿か渋谷(表参道)まで出てしまったほうがいいかも。

●つくり

キャパ1300のホールというと、よほどタイトなつくりなのかと思いきやそうでもなく、2000クラスのホールと感覚値では大差ないです。
渋公の1F 席が最大47席なのに対し、青年館は54席。むしろ横幅が広い。
コインロッカーはロビー(トイレ前)にあり。
・1F 席
20列までしかないので、後方でも見やすそう。
・2F 席
9列で400人弱、という小ぢんまりとした2F 席がある意味青年館の特徴というべきか。
売店
ロビー(入り口横)に売店あり。何となく雰囲気が病院の売店っぽい。

[DATA]

日本青年館大ホール
東京都新宿区霞ヶ丘町7-1
TEL:03-3475-2455
アクセス:JR中央・総武線各駅停車「信濃町」駅より徒歩9分、「千駄ヶ谷」駅より徒歩9分、東京メトロ銀座線「外苑前」駅3番出口より徒歩7分都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅A2出口より徒歩7分
キャパ:1360(1F 970、2F 390)
ロッカー:あり(入場後のみ)
座席表:http://www.nippon-seinenkan.or.jp/dai-hall/seat.html
駐車場:あり(7:00〜23:00、普通乗用車200円/30分 ※宿泊者は普通乗用車1泊1台1,500円)
http://www.nippon-seinenkan.or.jp/

●地図


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●参戦履歴

2012/06/29 筋肉少女帯 「結成30周年大祭!筋肉少女青年館」