渋谷公会堂（旧渋谷C.C.レモンホール）
・2011年9月30日、ネーミングライツ終了につき、名称を渋谷公会堂に戻しました。 [2011/10/12]
・重大な計算ミスをしてたので訂正。 [2009/04/21]
武道館のエントリ書いたら、豆知識がいっぱいあって勉強になった。
やっぱりアリーナ・ホールクラスの方が情報や伝説がいっぱいあっておもしろいですな。
で、味をしめて有名どころのホールを。
●歴史
1964年の東京オリンピックの重量挙げ競技場としてつくられたんだとか。意外と知られざる情報。翌1965年にホールとしてオープン。
オリンピックとか万博とか、開催前には賛否両論ありそうなイベントも、こうやってクオリティの高いインフラが後世に残ると思うと、すごく価値のあることに思えてくる。武道館も国立代々木競技場第一体育館もそうだし。
「音響家が選ぶ優良ホール100選」にも選ばれるなど、クラシックコンサートの会場としても評価が高いみたい（Wikipedia 情報）
『8時だョ!全員集合』（TBS系）『NTV紅白歌のベストテン』『ザ・トップテン』『歌のトップテン』（日本テレビ系）の公開生放送でも使用された。
庶民に馴染み深い会場だったということですね。
かつての渋公は、メジャーデビューの足がかり的な、デビューのハクをつけるためのような位置づけだった。昔は、日本青年館→渋谷公会堂→メジャーデビュー→日本武道館、が人気バンドの王道コースだったわけです。
このご時勢だと、まぁ妥当かなというようなメジャーアーティストしかできないみたいだけど。
2006年の改装後、10月からはサントリーが買い取ったネーミングライツ（命名権）で「C.C.Lemonホール」に。
2011年9月30日をもってネーミングライツの契約期間が終了、10月1日より渋谷公会堂へと戻った。 [2011/10/12 追記]
●立地
渋谷は公園通り沿い。ついつい渋谷駅から行きがちですが、たぶん原宿駅の方が近い。
いっつも思うんだが、横にある渋谷区役所はちゃんと仕事になるんだろうか。むしろ仕事をしているんだろうか。毎夜毎夜人がわらわら集まってきて、爆音聞かされて。
残業させないための経費削減的な手法だったら、それはそれですごい。
●つくり
1F 席はまぁ無難なホール席。改装して前後の幅が若干広くなったような気がする。
最前列は客を入れないこともある。
ヘタに1F 後方で観るぐらいだったら、2F のウィング席の方が観やすい。
2F 下手側が楽屋になっているため、上手側のウィング席にいるとのぞいているメンバーが見えたり見えなかったり。
2F ロビーにはカウンターがあり、飲み物とか軽食とかが買える。渋公時代はこんなんなかった気がする。
1F のトイレが混んでいるときは、すかさず2F へまわるべし。
物販は開場前は表で、開場後は1F ロビーにて。
ちなみに以前行ったときは、喫煙所が表にあるので、再入場可だった（公演によって違うと思うけど）
表のレモンがすごいんだけど、ライトアップされると意外とキレイだ。
あと、この食堂で一度ごはんを食べてみたい。「美しく優雅に」というキャッチコピーは謎。
●豆知識
Wikipedia より。
1987年12月24日には、BOØWY のコンサート中にリーダーの氷室京介が突然の解散宣言。会場に入れなかったファンが会場に向けて大暴動を起こし、ついには心無いファンによってガラスが割られる事態となった。
これってきっと BOØWY ファンの間では有名な伝説なんだろな。ロックのあるべき姿としては非常に正しい気がするけど。
1年1600万円であの一等地に広告が打てて、年間100公演ぐらいのライヴ・コンサート情報がちらしやらネットやらでバラまかれて、「来週のC.C.レモン行く？」「行く行く〜」って会話がしごく普通になってきたのを考えると、あながち高いって金額にも思えないかも。
ややややや、年間8000万円か。5年で4億か。やっぱ訂正です。高いな。
企業名じゃなくて、いち商品名にフォーカスしたのが画期的だよね。
[DATA]
渋谷公会堂（旧渋谷C.C.レモンホール）
東京都渋谷区宇田川町1-1
TEL：03-3463-3022
アクセス：JR線「渋谷」駅ハチ公口より徒歩10分、JR線「原宿」駅表参道口より徒歩10分、東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅より徒歩10分
キャパ：2,084（1F1,235、2F849）
座席表：1F はこちら（pdf）。2F はこちら（pdf）。
駐車場：渋谷区役所前公共地下駐車場（650台）
http://www.shibuko.com/
●地図
より大きな地図で 全国ライヴハウスガイド を表示
●参戦履歴
2015/01/24 人間椅子 「現世は夢〜バンド生活二十五年〜」
2012/12/31 MERRY / ムック ほか 「Over the Edge '12」
2011/12/31 MERRY / ムック ほか 「Over the Edge '11」
2011/04/23 毛皮のマリーズ 「MARIES MANIA」
2010/12/30 カッコー ほか 「Over the Edge '10」
2009/05/31 メトロノーム 「Please Push Pause」
2009/04/07 メリー / PENICILLIN ほか 「ニッポン放送 presents TOKYO VISUAL FESTIVAL -ZERO-」
2008/12/31 メリー ほか 「Over the Edge 2008」
2007/10/06 筋肉少女帯 「新人ツアー（デビュー19周年）」
2007/07/05 筋肉少女帯 / すかんち 「えっ！うそ〜!?筋肉少女帯 VS すかんち」
2007/05/04 メリー 「オリエンタルサーカス」
2007/05/03 メリー 「オリエンタルサーカス」
2006/12/31 メリー 「Many Merry Days 5th Anniversary Special 2 night 黒い羊」
2006/12/31 メリー 「Many Merry Days 5th Anniversary Special 2 night 白い羊」
1999/09/05 SEX MACHINEGUNS 「怒りのパンチDE ラヴ・アタック2」
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1999/04/28 SEX MACHINEGUNS 「怒りのパンチDE ラヴ・アタック2 ANCHANG birthday LIVE」
1998/11/27 PENICILLIN 「MAD MEN TOUR」
1998/11/26 PENICILLIN 「MAD MEN TOUR」
1998/10/27 PENICILLIN 「MAD MEN TOUR」
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1997/08/29 「Break Out祭'97」
