全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

【閉店】Zepp OSAKA(ゼップ大阪)


  • 2012年4月8日をもって閉店。現在はゼップ難波として営業中。



移転前、おそらく最初にして最後のゼップ大阪に行ってきた。
噂には聞いていたけどすごいところにあるのね。

●歴史

ゼップ系列に関する記事は、ゼップ東京のページを参照。

Zepp大阪は1998年に大阪南港にオープン、西日本最大級のスタンディングライブホールです。
音楽はもちろん、演劇、講演会や展示会まで多目的に利用出来、オールナイトやクローズ的利用も可能。ホールの前には運河もあり環境に優れています。
最寄駅・コスモスクエア駅までは、本町駅より地下鉄中央線直通で15分。駐車場も周りに多数あり。
オフィシャルサイトより)



なんばへの移転がすでに決定しており、現ゼップ大阪は2012年春に営業を終了。
移転に関してはリリースが打たれてましたが、さすがなんば経済新聞の記事が詳しい。
何よりも注目すべきはここだ。

呼称は『Zepp Osaka』だが確定ではなく、『Zepp Kansai』『Zepp Kinki』などの名称も候補に挙がっている。
なんば経済新聞より)

Zepp Kinki」はいかがなものか。海外アーティストが来づらくなるじゃないか。

●立地

ゼップ系列では、東京に匹敵するアクセスの悪さで有名な大阪。
私は今回初めて、大阪市営地下鉄に中央線があるということを知った。
実際のところ、本町から地下鉄1本15分程度なのだが、僻地なので心情的に遠い。
場所は大阪湾の埋め立て地で、高層マンションがひっそりと立ち並ぶエリア。関東でいうと、みなとみらいや有明あたりのイメージに近いかも。
コスモスクエア駅から会場までの間に、セブンイレブンとローソンはあり。それ以外になにもない。
トレードセンター駅前にはマクドナルドもあるようだが、未確認。

●つくり

建物横には、サウンドレストラン「CROSS BEAT 1」が併設されている(営業時間:14:00〜23:00)。アサヒビールのリリースによると、かつてゼップ東京2F に「SUPER DRY CROSS BEAT」というビアレストランがあったようだが(現在はライヴハウス東京カルチャーカルチャーになっている)その系列店なのかどうかは不明。
ハコ周辺には店が皆無なので、ライヴ前後にはとても重宝しそう。
建物自体が球形なのが、他のゼップ系列と大きく異なるところ。形のせいか、キャパの小さい名古屋よりも狭く感じるのが不思議だ。
ステージ、フロアは他のゼップとあまり変わらない印象。女子トイレは上手下手両側に、男子トイレは上手のロビーのみ。
フロアは、PA卓前に段差あり。
ドリンクカウンターはフロア後方と、ロビーのロッカー横にあり。

[DATA]

Zepp OSAKA [ゼップ大阪]
大阪府大阪市住之江区南港北1-18-31
TEL:06-4703-7760
アクセス:大阪市営地下鉄中央線コスモスクエア」駅より徒歩7分
キャパ:2,180(1Fスタンディング、2F座席)、938(1Fイス、2F座席)
ロッカー:建物外(300円・420コ・31×23×42cm、300円・144コ・40×35×42cm)、建物内(300円・195コ・31×23×42cm、300円・256ココ・40×35×42cm、500円・8コ・80×35×48cm)※建物外のみ開場前使用可。公演によっては開放しない場合もあり。
http://www.zepp.co.jp/osaka/

●地図


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●参戦履歴

2010/11/20 筋肉少女帯 「サーチライト! 後期曲を大量に、お座席も入れての2010年大感謝ツアー」