梅田TRAD（梅田トラッド）
ようやく念願のアカソに行けた。
できればバナナホール時代にも行きたかったな。
しかし、梅田にもまだまだ知らないゾーンはたくさんあるんだと思った。
●歴史
2009年9月、梅田バナナホールの跡地に「AKASO」オープン。
運営は、不動産会社の株式会社ユニオンコーポレーション。
バナナホールについては Wikipedia がやたらと詳しい。
バナナホール自体は、親会社の倒産、店舗の売却、売却先との訴訟もろもろを経て、2007年に閉店。
不動産会社などを経営する神垣伊作さん（40）が新たなビル所有者となり、神戸でライブハウスを運営する会社との共同で運営する。ホール名は「大阪がひっくり返るくらい元気なまちになったら」と、大阪（OSAKA）を逆さまにして名付けた。
（「週刊大阪日日新聞」より）
オフィシャルサイトのリンク一覧に、神戸WYNTERLAND があるのはそういうことのようです。
さすがに不動産会社じゃライヴハウスの運営ノウハウなさそうだもんね…。
神垣さんは「昔から思い入れのあるホールだったから購入を決めた。このホールを気に入ってくれた人なら誰でも使える多目的ホールにしたい」と話す。 同ビル2階をけいこ場や事務所として提供している OSK のレビューをはじめ、「大阪の文化すべてとリンクできるよう働きかけていく」という。
運営陣には、閉館までの約10年間、ブッキング・マネジャーだった青木清和さん（36）もいる。当時のビル所有者から撤退を迫られ、署名活動や「籠城（ろうじょう）ライブ」などで存続を訴え続けた一人だ。無念の閉館から2年。「まさかここに戻ってくることができるなんて」といい、これまで 培ってきた人脈を生かしながら新たな歴史を築けることに喜び勇む。
なかなか感慨深い。
2017年4月に「梅田TRAD」に名称変更。
●立地
地上は妙に道路が交錯していて、横断できないところが多いので、地下から行くのがわかりやすいのかも。
「ホワイティうめだ」の「泉の広場」左側の M-6出口を出て50m 直進、「TSUTAYA」右折して100m ほど。
近辺は風俗店、ラブホテルなんかが多いいわゆる歓楽街ですが、Wikipedia によるとそのような様相になったのは、バブル崩壊後だそうで、意外と最近なんですね。
戦後直後は、高級料亭やクラブなどが多く存在するエリアだったようだ。
というか、現在はゲイタウンだとは知らなかった。
ちなみに駅から行くと、新御堂筋を1本越えるだけで、時間をつぶせるファストフード等がまったくないので要注意。
新御堂筋手前には、ケンタッキー、サイゼリアなどがあり。
●つくり
以前より50人多い約700人を収容でき（スタンディング時）、テーブルやいすの設置も可能。壁は「ゼロ から色を付けていく」という思いで真っ白に一新している。ロッカールームを設けてクローク機能を充実させ、もちろん音響機材も最新のものを取り入れた。ステージだけは以前のままで、四半世紀関西の音楽シーンを支えてきたバナナホールの歴史を受け継いでいる。
（「週刊大阪日日新聞」より）
内観、外観ともにモノトーンで統一したスタイリッシュなつくり。
入口左手にロッカールームあり。ロッカーは外のみで、500円とお高めなので要注意。
入口前で入場待機、列は作らずそのまま点呼だった。
エントランスを通過して、ホールへ。
フロアの高さは3段階に分かれており、2柵、3柵の段差はそれぞれ15cm。
ステージ高は80〜1m ぐらいか、けっこう高いので、後方からも観やすそう。
下手前方壁際にトイレ。後方にドリンクカウンター。
観葉植物が置いてあるライヴハウスってのも貴重な気がする。
[DATA]
梅田TRAD [梅田トラッド] （旧梅田アカソ）
大阪府大阪市北区堂山町16-3
TEL：06-7897-2450 / 06-7897-2454（チケットに関する問い合わせ）
アクセス：阪急線 / 阪神線 / 大阪市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅、大阪市営地下鉄谷町線「東梅田」駅 / JR線「大阪」駅より徒歩10分
キャパ：700（オールスタンディング）、300（イス）、150（イス＆テーブル）
ロッカー：あり（入場前利用可、125コ、500円）
http://umeda-trad.com/
●地図
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●参戦履歴
2018/01/26 バックドロップシンデレラ 「サンシャインとウンザウンザを踊るツアー」
2017/11/12 人間椅子 「異次元からの咆哮 〜リリース記念ワンマンツアー〜」
2016/12/31 バックドロップシンデレラ ほか 「KINDAMA'16-'17 〜謹賀魂〜」
2016/02/27 特撮 ｢『ウインカー』発売記念ツアー」
2012/01/22 特撮 「復活DVD & 新曲発売記念ツアー！ 5年247日後の世界」
