全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

幕張メッセ



・OZZ FEST JAPAN 2013について追記。 [2013/05/17]
・PIA 40th Anniversary 「MUSIC COMPLEX 2012」について追記。 [2011/11/26]
COUNTDOWN JAPAN 09/10 について追記。 [2010/01/04]
・JACK IN THE BOX 2009 SUMMER のホール表記に誤りがあったので修正。LOUD PARK 09 について追記。 [2009/10/21]


秋口の LOUD PARKV-ROCK FESTIVAL あたりで需要があるかもしれないのでメッセです。

●歴史

株式会社幕張メッセが運営。

千葉県が所有する国際展示場と、株式会社幕張メッセが所有する国際会議場と幕張イベントホールからなる。幕張メッセのメッセとは、ドイツ語の“見本市”の意味を指す“Messe”に由来する。(Wikipedia より)

1989年に当時日本初の一体型冷暖房完備のコンベンション施設としてオープン。現在は東京ビッグサイトに次ぐ、国内2番目の規模を誇る。
ちなみに、国際展示場9〜11ホールは1997年にオープンだそうだ。
なぜ、千葉県所有と株式会社幕張メッセ所有のエリアが混在しているんだ?と思ったら、筆頭株主が千葉県みたいだから、千葉県が幕張メッセ運営のためだけに会社つくったんじゃなかろうかね。中野サンプラザ方式で。

●立地

海浜幕張から徒歩10〜15分ぐらい。
駅からメッセに向かうまでの間に、マクドナルド、ロッテリアあり。線路の向こう側にももう1つずつマクドナルドとロッテリアがあるのも驚きだ。
9〜11ホールに向うスカイウェイ(歩道橋)沿いにある、ワールドビジネスガーデンのウエストにローソン(2F)、イーストにセブンイレブン(1F)が入っている。ローソンの方が会場に近いため混み合う確率が高い。
ビッグサイトもそうだが、駅から入口までよりも、入口から目当てのホールまでが遠かったりすることもしばしばなので要注意。

●つくり

GLAY のように大規模に駐車場を使う野外ライヴを除けば、ライヴ使用は国際展示場9〜11ホールがほとんどだと思う。
まれに4〜6ホール、8のみ、などで開催されることがある。
ロッカーはイベントによって使用可能だったり不可だったりするので、事前に要確認。


国際展示場1〜8ホール(詳細はこちら

1〜8ホールあわせて、54,000平方メートルの展示スペース。
可動式の間仕切りがあるが、3と4、6と7の間は通路があるためぶち抜くことができない。

こちらで毎年行われるフェス「COUNTDOWN JAPAN」では、1・2ホールで1ステージ、4〜6ホールで2ステージ、7で1ステージという大小4つのステージを設営している。
たとえば、09/10 のエリアマップはこんな感じ
1・2ホールに最大キャパの EARTH STAGE、3をリクライニングブース、4〜6ホールに COSMO STAGE、MOON STAGE と飲食ブース、7ホールに GALAXY STAGE、8ホールに物販とクローク、独立したイベントホールに DJ BOOTH という配置だった。
COSMO と MOON でどちらかがアコースティック形式だったりすると音かぶりするかも。その他はとくに危惧する点はなし。
クロークは出し入れ自由で1日1袋1,000円。日をまたいで使用することはできない。
ちなみに、メッセ内のロッカーは使用可。ただし個数が少ないので、早めに到着しないと(開演の1〜2時間ぐらい前か)厳しいかも。
日中は Tシャツ1枚でも問題ないが、陽が落ちると肌寒くなるので、パーカぐらいは持っておいたほうがよいかも。

「JACK IN THE BOX 2009 SUMMER」も、1・2ホールをぶち抜いて1ホール側側面にステージを設置。3を飲食&物販スペース、4を受付&クロークスペースにし、エントランスで飲食屋台を設置していた。

  • PIA 40th Anniversary 「MUSIC COMPLEX 2012」

1〜3ホールを使うという、フェスではめずらしいパターン。
1〜3をぶちぬいて、ステージ&客席と壁を隔てて飲食&休憩&物販ブースを設置。
また、イベントホールを併用しており、こちらにはメインの物販ブースを設置。
入退場時にはイベントホールを経由させる動線にしていたので、いったん外を出て遠回りする形になるので、ちょっと面倒。
公式発表はされていないが、キャパは1.5万程度かと思われる。
マップはこちら(pdf)。


国際展示場9〜11ホール(詳細はこちら

9〜11ホールあわせて、18,000平方メートルの展示スペース。可動式の間仕切りで3つすべてをぶち抜くことが可能。
9〜10ホールをぶち抜いてステージ&スタンディングフロアに、11ホールをロビーとして使用することが多いよう。
ステージの配置はイベントによってまちまち。

LOUD PARK 09」では、9ホールに2ステージ、10ホールを飲食ブース、11ホールにサブステージを設け、外に物販&飲食&喫煙ブースを設けていた。

  • OZZ FEST JAPAN 2013

LOUD PARK と同様に9/10ホールに2ステージで交互に転換。
11ホールに飲食ブース。
入場は2階からではなく、1階から。入ってすぐに飲食ブースという、来場者にはうれしいレイアウトだった。
リストバンド引き換えは5ホール前。
クロークは2階と、5ホール。
まれにみる規制事項の多さで驚いた。フロアには、リュック、A3以上のバッグ、キャリーバッグ、サイリウム、ビン・缶・ペットボトルの飲み物の持ち込み NG。

売店

いわゆる昔ながらの売店はいくつかあるが、コンビニはない模様。
自販機の数は比較的多い。ATM千葉銀行のみ。

●動員例

  • GLAY 1999年7月31日「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」:20万人(駐車場、日本音楽史上最大動員)
  • COUNTDOWN JAPAN 06/07:27,000人(国際展示場1〜8ホール)
  • the GazettE 2009年3月10日 「7―SEVEN―」:15,000人(国際展示場9・10ホール)
  • JACK IN THE BOX 2009 SUMMER:22,000人(国際展示場9〜11ホール)


[DATA]

幕張メッセ
千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
TEL:043-296-0001(代)
アクセス:JR京葉線海浜幕張」駅より徒歩10分、JR総武線 / 京成千葉線幕張本郷」駅より京成バスで「海浜幕張駅」「タウンセンター」「幕張メッセ中央」下車5分
キャパ:15,000〜200,000
ロッカー:あり(300〜500円、マップはこちら
駐車場:5,500台(8:00〜23:00、1日1,000円)、そのたの近隣駐車場はこちら

●地図


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●参戦履歴

2013/05/12 BLACK SABBATH / 人間椅子 ほか 「OZZ FEST JAPAN 2013」
2011/11/23 筋肉少女帯 / ももいろクローバーZ / スチャダラパー / 岡村靖幸 ほか 「PIA 40th Anniversary 『MUSIC COMPLEX 2012』」
2010/12/28 筋肉少女帯 / ZAZEN BOYS ほか 「COUNTDOWN JAPAN 10/11」
2009/12/28 筋肉少女帯 / ユニコーン ほか 「COUNTDOWN JAPAN 09/10」
2009/10/24 PENICILLIN / SEX MACHINEGUNS / La'cryma Christi ほか 「V ROCK FESTIVAL 09」
2009/10/18 SLAYER / ROB ZOMBIE ほか 「LOUD PARK 09」
2009/10/17 JUDAS PRIEST / MEGADETH ほか 「LOUD PARK 09」
2009/08/15 筋肉少女帯 / cali≠gari / ムック / DEADEND / VAMPS / BREAKERZ ほか 「JACK IN THE BOX 2009 SUMMER」