全国ライヴハウスガイド

日本全国津々浦々のライヴハウスに行って収集した情報をアーカイブ。

下北沢モザイク



先日、友人と話をしていて、「なぜそんなにもライヴに通うのか?」という至極基本的でもあり、哲学的でもある質問をされまして。そういえば、意外と考えたことがなかった。
大多数の女子が抱いているであろう、メンバー個人への愛みたいなものは実はあんまりないし、基本的にステージを降りたバンドマンにさほど興味がなかったりする。
きっと、その日その場所そこにいた人としか共有できない瞬間みたいなものに掻き立てられるんだろうなぁと思うのです。ロックで刹那的な理由ですが。
だから、1日しかない公演はもちろん、2days あったら 2days 行きたいし、7days すべて同じセットリストだったとしてもたぶん行っちゃうんだろうなぁと。
あ、全国ツアーの魅力はバンドと客がともに成長していく過程を追えることだと思うな。うん。

●歴史

2004年オープン。もともと音楽スタジオ studio museum (笹塚・新宿南口・中野)が、バンドに表現の場を、みたいな感じでオープンさせたみたい。
ライヴハウス激戦区の下北でどういう差別化をしてるのか気になる。下北に似つかわしくない小ギレイな感じなので、今までライヴハウスはちょっと……とか思っていたライトな層を取り込みたいのかな。

●立地

音楽と演劇の街、下北沢南口、茶沢通り沿い。
下北ってどの店入っても混んでますよね。ファストフードとかものんびりできたためしがない。

●つくり

1F がエントランスでカフェ&バースぺースに。物販スペースの奥にドリンクカウンターとトイレ。B1F がライヴホール。
ステージは高めで、天井も高め。フロアは後ろの方が若干段差あったかもだけど定かではない。白い壁に囲まれているため、プロジェクターとかで映像を映し出せます。ステージも白く、照明が映えるつくりに。音響もよさげ。
壁に四角いデカいタイルみたいのがランダムに貼り付けられている。だからモザイクなのかな。
1F に楽屋があって、出演者も客と同じ階段を通らなければならないため、開演ギリギリとかに入っていったら階段でバッタリ、なんてことも起きうるレアな構造。トイレも出演者と共有だからけっこう気まずいですね、これ。
フロアへのドリンクのビン持ち込みは禁止。

●そのた

オフィシャルのライヴレポートコーナーが妙に充実。最近更新されてないけど。


下北沢MOSAiC [下北沢モザイク]
東京都世田谷区北沢2-2-14モアイ茶沢1F/B1
TEL:03-5787-4559
アクセス:小田急線/京王井の頭線下北沢駅南口より徒歩3分
キャパ:200(オールスタンディング)
ロッカー:なし
http://www.studio-museum.com/mosaic/

●筆者の参戦履歴

2008/07/29 大槻ケンヂ 「『人として軸がぶれている!』追加公演・アンプラグド編」